「こちらのクレ二オセイクラルセラピーを受け始めてから、息子が学校で生き生きと過ごす時間が増えているように思います。
不安感が軽減されたのは目に見えて分かります！
引き続きよろしくお願いいたします。」

去年の10月から、月に2回ほどのペースでクレ二オを受けに来ている7歳のT君のお母様から、年末に頂いたメール。



「インターネットで頭蓋仙骨療法を探してこちらのサイトを拝見しました。
こちらの療法は子どもでも受けることができるのでしょうか？
小学校1年生の男の子です。（発達障害があり、この療法が良いと聞いたことがあるのです）」

上記の問い合わせの後、とても素敵な少年が空の音にやって来た。

彼の何処を見ても、障害と言う言葉は当てはまらないが...

学校での集団の中にとけ込めず、
お友達とのコミュニケーションが上手く取れず
特別支援学級に通っていると。


今の社会は、集団からはみ出すものを障害と言う言葉で括るのだろ。
発達障害をはじめ、様々な精神障害と言われているものには物申したいが...
これはまた次回。


T君は、はじめ少しの緊張があったけれど
直ぐに自分の頭蓋の動きを感じとり、それを見つめているようだった。

そして、私がセッションの終息を感じ、
彼の身体から手を放そうとした瞬間に、こう言った！

『今日は終わりにしましょう！』


素晴らしい！！！

自分の中で、何が起こっているのか
すべて感じ捉えている。


その後は...

今日は頭から触って下さい。
今日は足から。
と、自分に必要なことを私に教えてくれる。


「T君の身体の中で、波が寄せたり引いたりしているのがわかる？」
と私が訊ねると

「わかるよ！　リョウコさんもわかるの？」と問い返された。

まぁ、私は一応それが仕事なので...ね。
分からないと困ります...

私は彼に、身体の中の波は１つでは無く、異なるリズムのものが在ることを伝え、
それを、一緒に見つめることを提案した。


それからの少年は、
上手く波に乗り、深く遠く、カラダと言う宇宙の旅を愉しんでいるようだ。